雨の日~敵はずばりカビ🦠~
皆さんこんにちわ!
今年も梅雨の季節が続きじめじめと一週間雨模様であったり
曇っていたと思ったら急に降り始めたり、中々傘が手放せない日々が続きますね。
余談ですが、傘についての記事もありますのでよろしければ読んでみてくださいね。
そんな雨が続いたある日、ふと窓を見ていたら…
なんと黒カビが発生しているではありませんか💦
換気などに気を付けていたつもりでもやはりじめじめと湿気が多いとどうしても発生してしまいますね。
そこで今回はこの雨や梅雨の季節の天敵であるカビについてお伝えしていこうと思います。
1.カビの発生環境、好物
2.カビの健康被害
3.カビの対策
1.カビの発生環境、好物
皆さんはカビが発生していると聞いたときどのようなことを考えるでしょうか?
部屋の換気が出来ていなかった。
雨の日などで湿気が多かった。
大体一般的なカビの発生と言われればこのようなことを疑うのではないでしょうか?
実はこれももちろん正解です。
もっと具体的に言うと
・気温20~30℃
・湿度70%前後
これが室内でカビが繁殖しやすいといわれている条件です。
また梅雨のシーズンの気温の平均が20~25℃といわれており湿度も多い日で80%を超えてくるとのことです。
これだけ見ても梅雨の季節にカビの発生が多くなるということがわかりますね。
またカビにも好物があり、主に
・壁などの接着剤、塗料
・ゴミ、ホコリ、水垢
・人のフケや垢
なども繫殖の原因となります。
普段の掃除が大切なのがよくわかりますね。
2.カビの健康被害
続いてカビの健康被害について考えてみます。
カビが影響する疾患
白癬(水虫)
白癬菌というカビによって引き起こされます。
足に生じるものが代表的ですが、爪や手、股、顔面など、他の部位にも起こる場合があります。
ごくまれに、皮膚の中に入り込んで内臓の症状を起こすこともあります。
肺アスペルギルス症
アスペルギルスというカビによって起こります。
カーペットやエアコンのホースなどが発生源となります。
以前に肺の病気になったことがあり、肺が空洞になっていると、そこに発生しやすくなります。
症状が出ない場合もありますが、咳や胸痛、発熱、呼吸困難が起こることもあります。
クリプトコッカス症
鳩の糞などに見られるクリプトコッカス・ネオフォルマンスという真菌によって生じ、髄膜に感染して髄膜炎や肺炎を起こします。
髄膜炎を起こした時は、頭痛や錯乱などの症状が出ることがあります。
肺炎では無症状の場合もありますが、咳や胸痛などを訴える場合があります。
過敏性肺炎
通常の肺炎のように細菌やウイルスが原因になるのではなく、塵やホコリにまぎれているカビによって起こります。いくつかの種類があります。
発熱や咳などの症状に加え、呼吸困難が起こる場合があります。
- 夏型過敏性肺炎:その名の通り、夏に多くみられる病気です。トリコスポロンというカビが原因で生じます。トリコスポロンは日当たりや風通しが悪くて湿気の多い場所で発生しやすいカビで、見逃しやすいのが畳の下の木などです。腐っていたら、このカビが発生しているかもしれません。
- 農夫肺:酪農家に多い病気のため、この名前で呼ばれます。干し草の中にいる、好熱性放射菌というカビが原因となります。
- 換気装置肺炎:空調肺、加湿器肺とも呼ばれます。エアコンや加湿器の清掃を怠っていると、その中のカビを吸い込んでしまい、肺炎を起こすことがあるのです。
- 職業性の過敏性肺炎:様々な職業の人が、それぞれの仕事によってかかりやすい肺炎があります。例えば、キノコ栽培業者はキノコの胞子を吸入することで過敏性肺炎を起こしやすいです。
気管支喘息
気管支喘息の原因は様々ですが、アルテルナリアという黒色真菌が原因となる場合があります。
水回りなど湿気の多い場所、壁の塗装面にも見られます。
呼吸困難や咳が症状で、酷くなると座らないと息ができなくなります。
また呼吸をする度に、ゼイゼイやヒューヒューという音が聞こえる喘鳴が特徴です。
アレルギー性鼻炎
これもまた原因は様々ですが、アルテルナリアが関係していると言われています。
くしゃみや鼻水、鼻づまりが主な症状です。
アレルギー性鼻炎については、「鼻水、鼻詰まりを解消!アレルギー性鼻炎の治療法」をご覧ください。
食中毒
ほとんどの食中毒の原因は細菌とウイルスですが、アフラトキシンなどカビ毒といわれる毒素を作るカビによって生じるものがあります。
穀類やナッツ類に多く、腹痛や下痢、吐き気や嘔吐などが症状です。
がん
カビ毒であるアフラトキシンには発がん性物質が含まれています。
ただ、普段見られる程度の量では、ただちに人体に影響があるわけではありません。
大量に摂取した場合に危険とされていますが、日本国内で生産された食べ物からは検出されていないので、それほど心配する必要はないでしょう。
身体にいる常在菌で起こるもの
澱風(でんぷう)
マラセチアという真菌が原因の、皮膚の病気です。
マラセチアは身体に常にいる菌ですが、汗が多い人や抵抗力が落ちた人では発生しやすくなります。
胸やわきの下、背中などに薄い褐色、白、黒などの発疹ができます。
カンジダ感染症
カンジダ菌は、皮膚や腸管、女性の生殖器などに存在する常在菌です。
身体が弱った時や、抗生剤の使い過ぎなどで増殖し、皮膚や口、膣などに感染症を起こします。
口の中に白いカスのような物がたくさんついたり、女性では白いおりものが多くなりかゆみが出ます。
免疫機能が低下している人では、放っておくと血液に乗って心臓や脾臓、腎臓、目などに広がり、重症になれば失明したり、死に至ることもあります。
https://www.ishamachi.com/?p=7248より引用
様々な健康被害がありますね💦
アレルギーなどは聞いたことがありましたがまさか水虫の原因でもあったなんて…
(筆者の名誉のため一応…水虫ではありません!)
3.カビの対策
ではそんなカビに対する対策などを考えていきましょう。
・水滴をふき取る
・晴れの日は窓を開け換気、雨の日は除湿器
・消毒用アルコールなどの噴霧(お子様のいる家庭はおすすめしません)
やはり大事なのは湿度と温度(気温、室温)ですね。
さらに言うと通気性をよくするため家具なども壁から少し離しておくと効果的ですね。
最後にカビは様々な病気の原因になります。
梅雨の季節は雨が続きじめじめしてしまいますが、エアコンや除湿器などで湿度、室温を調節し掃除をこまめに行いカビの発生しない環境を作って乗り切りましょう!
さあもうすぐ夏ですよ!!
ルックおふろの防カビくん煙剤消臭ミントの香り3コパック(5g*3コ入)【tbn24】【w9j】【Dreg061】【rank】【spts11】【ルック】 価格:1,322円 |
価格:4,999円 |