外食したら”ありがとう„”ご馳走様„と言ってますか！〜飲食店における従業員とお客様の関係について〜
皆さんこんにちわ！
突然ですが皆さんは外食を行った際、食後、会計後またはお店を出る時などお店の方に〝ありがとう〟〝ご馳走様〟と一声かけるでしょうか？
筆者は飲食業に長く勤めていますが近年、体感で半分くらいのお客様からしか聞かないように思います。
しかし、実はこのお客様から〝ありがとう〟〝ご馳走様〟と言ってもらえないことで困った問題が発生したりするのです。
そこで今回は飲食店で勤務している筆者が感じたお客様と従業員の関係について少しお話しさせていただきます。
最近の飲食店事情
近年、飲食業においてもキッチン、ホールともに機械化、オートメイション化が進み、今回このコロナウィルスの感染拡大に伴い更に加速しております。
例えば某回転寿司チェーンでは案内係がロボットであったり自分で端末やパネルを操作しお席を発券してそのまま座り、食事もタブレットで注文、レーンに乗って運ばれそれを食べる。
食べた枚数だけ店員さんに数えてもらいそのままレジ会計はセルフレジで行う。
ほとんど自分で進められるとても便利な世の中になったとは思います。
しかし同時に接客（ホール）スタッフがお客様と接する回数、時間も激減しているのも事実なのです。
そのため、アルバイト、新人社員が中々接客の経験を積むことが出来ません。
特に次のようなことが多くみられます。
⚪︎ここ最近多いと感じた新人従業員の特徴
・指示待ちになりがち
・いつまでも正解がわからない
・お客様、従業員同士でもコミュニケーションが取れない
・やる気（自主性）が乏しい
⚪︎その原因の一部と考えられること
・お客様との接点が減ったことによりお礼を言われなくなり、モチベーションの低下、自分の仕事がお客様にとってどのような影響を及ぼしているかがわからない
・赤の他人に対しての対人スキルが上がらない
・仕事のやりがいを見いだせない
・結果、まあ適当にやっとくか、めんどくさい、働きたくないの負のスパイラル💦
もちろん全て上記が原因とは思いませんが社会が便利になってきた代償の一部ではと思わずにはいられません。
コミニケーションに置いても、もはやお店の中だけの問題とも思えない状況となっていると考えます。
何より第三者（この場合お客様とします）から〝ありがとう〟と一言もらえるだけでどれだけ嬉しく、自信に繋がるかはかり知れません。
最後に
従業員が接客を通じてお客様にどのように快適に過ごしてもらうのかを考えることはすごく重要です。
そしてそれと同じくらいお客様が良かったと感じたらそれを〝ありがとう〟〝ご馳走様〟など声をかけてあげることで還元することも同じくらい重要なのです。
従業員も自分が行った行動に対してそれが正解であった自信にもなりますしモチベーションアップにも繋がります。
ついつい筆者も最近の子は…などと考えてしまうこともありますがよくよく考えると今と昔は違います💦
ならこの便利になった世の中で改めて従業員、お客様それぞれの立場での関わり合いを考えるのもいかがでしょうか？
従業員の成長にもつながりますし、私たちもより安心して素敵な時間を過ごすことができるようになればいいなと筆者は強く願います。
この度は最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事の内容はあくまで筆者の主観であり何かを強制、非難するものではございません。
それは違うんじゃないの？と思われる内容もあるとは思いますが一つの意見として参考にしていただけたらと思います。
