今週のお題「夏うた」 ゆず~夏祭り~下から見るか横からみるか
今週のお題「夏うた」
皆さんこんにちわ!
夏真っ盛りの中、今年は暑いのにマスク、マスク、マスク…。
すこし異様な光景の広がる夏となってしまっていますね。
感染予防のためマスクは大切ではありますが熱中症にも十分お気をつけくださいね!
では、今回のテーマ「夏うた」
私の夏うたはゆずの"夏祭り"をあげさせていただきます!
何かのカップリング曲であったか、アルバム収録曲であったかは曖昧にしか覚えていないのですが…💦
このゆずの"夏祭り"曲自体の長さは3分半くらいしかなく実際聞いてみるとあっさり終わってしまいます。
当時、高校生の時に初めてこの"夏祭り"を聞いたのですが、筆者の感想は単純に好きだった女の子がもう引越したので居ないのかなと思いました。
ゆずらしい青春ソングの1つ位にしか思っていなかったのですが、これを大人になって聞いてみると実は色々な背景が見えるのではないかと思えてきました。
出来ればぜひ直接聴いてもらえたら嬉しいのですが、代わりに"夏祭り"の歌詞をごらんください。
ゆず〜夏祭り〜
金魚すくい わたがし買って
りんご飴 べロが変な色になっちゃった
ラムネの瓶を返しに行く途中で
優しい夜風が頬をかすめた
君が好き 君が好きよ
浴衣の母さん サンダル父さん
焼そば屋さんの煙りが雲になった
100円おじさん遠くの方で笑ってる
本当は君に言いたかったな
君が好き 君が好きよ
打ち上げ花火 夜空に咲いた
そろそろお家に帰りましょうか
くじで当てた小さな人形持って
線香花火はすぐに消えちゃったよ
君が好き 君が好きよ
忘れない 夏祭り
http://sp.utamap.com/showkasi.php?surl=B07697
参考 うたまっぷ
ごらんいただいたでしょうか?
短いサビの部分に'君が好きよ 君が好きよ'
単純にこれだけを聴いて片想いの子を想像していた当時の私でしたがよく考えてみるとおかしな点があります。
まず金魚すくい、綿菓子、林檎飴、ラムネ。
ここまでは単純に祭りを楽しんでいます。
'君が好きよ'の君は誰かわかりません。
次に、母さん、父さん、おじさん。
'ほんとは君に言いたかったな'
'君が好きよ'
この君も誰なんでしょう?
登場した誰か?または全然違う君?
打ち上げ花火、家に帰る、くじで当てた小さな人形、線香花火。
最後はこの祭りの余韻に浸っている感じですね。
単純に考えれば君は幼馴染の子、親戚の従兄弟、従姉妹などかなとも思うのですが、歌詞の中には登場しません。
そして実際、片想いの子だったとしたらちょっぴり切ない青春ソングとして終わります。
では、違う角度から考えてみましょう。
1.死の間際の走馬灯を見ている自分編
自分の死の淵で走馬灯のように小さい頃の夏祭りの記憶が蘇っていたとしたら。
この場合の'君が好きよ'の君は家族、親族または小さい頃の自分自身などと考えることが出来ないでしょうか?
自分の人生が終わりを迎えようとしている、
しかしその中でも純粋な気持ちで楽しめた'夏祭り'を思い出しながら、静かに幕が降りていく。
悲しいけどどこか満ち足りた歌にも思えますね。
2.成人し、社会人となって親元を離れた息子編
社会人になって一人暮らしを始めながら仕事をして何年たっただろう。
中々、実家にも帰れてないし、仕事は毎日残業。
そんな仕事から帰ってきてビールを飲みながら
ふと思い出す家族で行った'夏祭り'
思い出す父、母、叔父の顔。
久しぶりに会いたいなー、君(みんな)に。
とちょっぴりセンチメンタルな歌にも聞こえますね。
3.自分以外がもういない編
寿命かもしれない、事件、事故かもしれない。
しかしもう自分以外誰も居なくなってしまった後に思い出す、まだみんながいた頃の'夏祭り'の記憶。
いっぱい遊ばせてくれた、いっぱい買って食べさせてくれた、みんな笑顔で見守ってくれていた。
もう2度と会えなくなってしまった君(みんな)が好きだった。
かなり悲しみたっぷりの歌にも聞こえますね。
以上3つが私が大人になって改めて聴いた"夏祭り"の感想です。
”夏祭り”本来なら夏を感じさせる歌なんですがそれだけではなく
正直、考えすぎや無理なこじ付けもありますが色んな考えかたで歌自身が全然違う色になるのが楽しいですね。
皆さんもこのコロナ化、ステイホームの中で制限はありますが、自分の夏うたを改めて聴いたり、新しい夏うたをぜひ発見してみましょう!
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